挑戦

真面目に一級建築士を目指します【諦めないための工夫】

2022年8月2日

勉強の様子

先週末に一級建築士の学科試験が終わってから早いもので、もう一週間以上が経ち、8月になりました。つまり先週の日曜日は私が初の一級建築士試験に惨敗してから記念すべき1周年でもあります。

この一年間、転職をしたり、ブログを初めてみたり、色々なことがありました。3月末に始めたこのブログですがあまりの更新頻度の低さに自分でも驚いています。単純に考えて月に1記事しか更新されていません。書きたいと思っていることはどんどん増えていくのですが全く消化されていきません。

そしてブログの更新すらままならない人間が更なるタスクを増やそうとしています。記事タイトルにもなっている通り、来年の一級建築士に向けた本格的な勉強です。

ブログ更新すら滞っている人間にそんなことが出来るわけがないと思う方も多そうですが、勝算はあります。来年の合格へ向けた計画と作戦を考えたので順に書き記していきたいと思います。

ブログが更新されなかった根本的な原因

考える男性

まずはここからです。何も出来ていない根本的な原因が分からない状態で更なるタスクを増やせる訳がありません。

現状を整理し、どうしてブログが更新出来なかったのか、どうしたら勉強をすることが出来るのかを考えていきたいと思います。

時間はあった

初めにはっきりさせておくと、私が仕事以外のタスクがほとんど進まない理由は、仕事が忙しくてほかのことに手が回らないわけではありません。確かに建築設計事務所の仕事は一般的な視点から見れば激務に分類されることでしょう。しかし、現在の私は実家暮らしをしており、仕事も大半が在宅で行っています。そんな人間が全く時間を確保できない訳がありません。

仮に朝の8時から仕事を初めて、昼の休憩を除き12時間働いて午後の9時に仕事を終えたと仮定しても、寝るまでにまだ2~3時間の余裕があります。そして幸いなことに私の仕事は波があるもの、平均すると12時間には届きません。まあ休日は実質週1日しか確保できていないのはマイナスポイントですが、それでもTwitter上などで見かける子育て兼業組や、知人にも存在する現場監督組と比較すれば時間は確保できる筈です。

ではなぜ何も出来ていなかったのでしょうか

だらだらサボっていました

寝そべる熊

はい。

目を逸らしていきたいところですが、これが全てでしょう。何かやむにやまれぬ理由があればどれだけよかったでしょうか。多くの人の目に晒される可能性のあることを考えるともう少し格好がつく理由を挙げたかったのですが、悲しいことにこれが現実です。

ベッドの上で寝転がって動画見たり漫画読んだりしていました。休日もほとんどそれで終わっていました。残るのは後悔の気持ちだけです。

この記事を書こうと決意したのもその現状を何とかして変えていきたいという想いが大きいです。

勉強するために

現状を変えたいとは言ったものの、ダラダラと生きてきた人間が決意一つで一朝一夕の内に変われる筈かがないので、効果があるかは分かりませんがいくつか対策を建ててみました。それが下記のものです。

  • 全体計画を立てる
  • 習慣化する
  • 目標を周囲に宣言する
  • 途中で勝手に諦めない

どれも基本的なことですが、これまで本格的な努力をしてこなかった人間にとってはそれなりに大変なことです。

全体計画を立てる

勉強に限らす、目標を達成したいのであれば具体的な期限や計画を立てることが重要となってきます。

そして計画を立てる上で期限の設定は欠かせません。この期限ですが、2種類の期限を設定することが推奨されているそうです。具体的にはゴールの期限だけでなく、スタートの期限を設定することが重要となってくるそうです。夏休みを始めとした長期休みで宿題を後回しにして終盤で必死にやる羽目になった経験のある方は多いのではないでしょうか。それはゴールのみが決められていて、スタートが決まっていないことによる悲劇です。因みに私はこの悲劇は経験したことはありません。初めから全て終わらせること気が無かったため終盤で慌てるような無様は晒しませんでした。

習慣化する

人間は日常の中に組み込まれた習慣は無意識の内に実行する。そしてその習慣から外れようとすることを極端に嫌う特性を持っているそうです。そしてその習慣に善悪は関係ありません。どれだけ悪影響を与える習慣でも人間は無意識にその行動を続け、どれだけ面倒なことでも習慣となれば大した抵抗感も無く続けることが出来ます。

そして、その習慣となるまでの日数は21日、つまり3週間と言われています。

短いようにも長いようにも感じる微妙な期間ですが、この日数を乗り越えてしまえば、初めはどんなに面倒に感じていたことでも、大した抵抗もなく継続することが出来るそうです。逆に定着するまでの3週間は体に染みついた習慣から外れようとするため、大きな苦痛を伴います。

目標を周囲に宣言する

この行動には次の2つの効果があります。

  • 逃げにくくなる
  • 支援を受けやすくなる

まず、一つ目の「逃げにくくなる」という効果についてです。

目標を周囲に宣言するすることで、周囲の人間は、あなたはそこに向かって動き出していると認識します。そして極端な表現をすると目標達成のための努力をしているか監視を始めます。あなたは目標を掲げているいる以上、そこにたどり着くための努力をしなければ、周囲の人間にとってあなたは嘘を吐いていることになり、信頼を失います。大抵の人間は周囲からの評価や信頼を失うことに大きな恐怖を覚えます。そして、その恐怖こそがモチベーションへと繋がるのです。しかし、そのプレッシャーが大き過ぎれば投げ出してしまう原因にもなりかねないのでバランスがだ重要ですね。

2つ目の支援を受けやすくなるというのはそのままの意味です。

周囲の方々の人間性にもよるかもしれませんが、目標を周囲に宣言することで、アドバイスを貰うことが出来たり、仲間を作りやすくなったり、助力を貰えたり、様々な特典があります。試験当日が近づけば、職場でも仕事を減らして勉強に専念できるようにしてくれるかもしれません。

勝手に諦めない

これが一番重要かもしれません。

中途半端な完璧主義者や辞める理由を探す天才たちはわずかな失敗や、計画からのズレを理由ににして辞めてしまいがちです。しかし、冷静に考えてみると今日できなかったから何なのでしょうか。それは翌日勉強をしない理由にはなりません。勝手に失望し、自分に出来なかったと言い聞かせ、今後を含めた全てを否定し、辞めてしまう。そんな必要はありません。

100%の達成度である必要はありません80%、60%、いいえ1%でも十分でしょう。今日は出来なかった。それでやめてしまえば0%です。目標の達成も大切ですが、それ以上に、自分自身の成長に目を向けましょう。少しづつでも成長を続ければ、確実に目標には近づいています。今回は駄目でも、次回の糧になります。

年齢制限や様々な事情によって諦めることになったとしても、その努力は無駄にはなりません。努力をしたという事実が自分に自信を与えくれます。そして、その自信が次の挑戦を後押ししてくれます。次の目標までの道のりは、勝手に諦めてしまった時よりもきっと短くなっている筈です。

出来なかった量ではなく、できた量に目を向けて、少しづつでも成長することを何よりも大切にしましょう。

どんな些細な努力でも、しないよりは遥かにマシです。

今後の方針

まずは来週までに全体の計画を立てて、改めて記事を作成し、その場で勉強方針や計画について出来るだけ詳細に書いていきたいと思います。

ここまで読んで下さった方々は本当にありがとうございます。勉強を継続するために掲げた4つの対策は一級建築士を目指すこととは全く関係なく、何かを成し遂げるためには重要なことであると思います。

来年一級建築士を受験しようと思っている方々、いえ、何かを頑張ろうと思っている全ての方々、一緒に頑張っていきましょう。私自身も心が折れそうになった時にはこの記事に帰ってきて、改めて頑張ろうと思います。

  • この記事を書いた人

櫛花樹已

愛知県在住で普段は建築設計事務所で働いています。 何かしたいと常に思っているくせに何かするのは面倒くさいという捻くれ者。そんな状況を脱却するために「とりあえずやってみます」の精神で色々やっていきます。

-挑戦
-,